3/29 オンライン学習会「防衛予算倍増 コロナ禍で形骸化する財政民主主義」 公正な税制を求める市民連絡会

 政府は、財源不足や高齢化による社会保障費の増加などを理由に、生活保護、年金、医療・介護、保育・教育などの広範な分野で、社会保障の削減、自己負担増などを進めてきています。
 ところが、防衛費については、別枠の財源があるかのように、十分な議論も行わなず財源の手当も不明確なまま、2023年度からの5年間で総額43兆円とし、2027年度にはGDP比で2%とするという、防衛予算を大幅の拡充する方針を打ち出しました。

 このままでは、財源難を理由とする社会保障の削減は一層加速し、貧困・格差の拡大は止まらず、社会の分断・対立の危機が深まり、外から攻められるより先に、内部から社会は壊れていくのではないでしょうか。
 防衛予算倍増ありきで、財政民主主義を無視したかのような現状の問題点、財政民主主義を機能させるにはどうすればいいのか。本学習会では、財政民主主義と永世中立国・半直接民主制のスイスを研究者である掛貝裕太さんをお迎えして、防衛増税問題、財政民主主義について、考えます。
 ぜひ、ご参加ください。

テーマ:防衛予算倍増 コロナ禍で形骸化する財政民主主義
日時:2023年3月29日(水) 18時00分~20時00

講師:掛貝裕太さん(茨城大学人文社会科学部 講師)
プロフィール:慶應義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学、博士(経済学)。日本学術振興会特別研究員DC1、慶應義塾大学経済学部助教(有期)等を経て、2020年4月より現職。専門は財政学(財政民主主義、現代スイス財政)。近刊に、「財政民主主義についてのサーベイと概念的多面化への試論 利害の多様性を前提とした財政民主主義へ」『生活経済政策』(287) 2020年12月、「NPMと現代スイスの労働政策における政治過程について 競争的・客観的・量的評価は、いかにして政治的に拒絶可能か 」『社会保障研究』6(3) 2021年12月など。

開催および参加方法)
ZOOMウェビナーによる開催
次のURLまたはQRコードからお申込みいただけます。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_erwsi5f5SPGGaIhCv5IMCg

(参加用QR)

お申し込みご登録後参加に関する確認のメールが届きます。
資料のダウンロード用のURLは申込み後、別途メールにてご案内します。

(参加費)
◎カンパ(1口1000円)のお願い
本学習会のご参加は無料ですが、カンパにご協力いただけますと大変幸いです。

(振込先)
ゆうちょ銀行 公正な税制を求める市民連絡会
(コウセイナゼイセイヲモトメルシミンレンラクカイ)
◎ ゆうちょ銀行から振込:10160-446381
◎ 他行から振込:ゼロイチハチ(018)支店
  普通預金口座 0044638

(主催)公正な税制を求める市民連絡会
(お問い合わせ先)
公正な税制を求める市民連絡会事務局
〒 330-0064 さいたま市浦和区岸町7-12-1 東和ビル4階 埼玉総合法律事務所
弁護士 猪股 正  電話 048(862)0355  FAX 048(866)0425

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